2024年10月20日日曜日

2024 10/14 ポール・サイモン特集 オンエアリスト


 

2024 10/14 モーニングアップル月曜日第27回目ポール・サイモン特集 オンエアリスト


 休日の貴重なひと時にもかかわらずお聞きただき有難うございました。2024年現在10/13ポール・サイモンの83歳の誕生日に寄せての特集でした。


ハッピーバースデイ ポール・サイモン!!


 ちょっとだけ通でなければ聴きなれないものもありましたね。

 「今日のアニソン」のコーナーは10/14が「進撃の巨人」エルヴィン・スミスの誕生日ということで選曲しました。

 02がリクエスト。有難うございました。

リンクは後で追加します。


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⭐️今日のアニソン

01 紅蓮の弓矢 by Linked Horizon

 『進撃の巨人』 前期オープニングテーマ


02 ミセス・ロビンソン

03 水曜の朝、午前3

 by サイモン&ガーファンクル


04 簡単で散漫な演説

05 サウンド・オブ・サイレンス

 by ポール・サイモン


06 サウンド・オブ・サイレンス

07 早く家に帰りたい

08 スカボロー・フェア/詠唱

 by サイモン&ガーファンクル


09 僕とフリオと校庭で

 by ポール・サイモン


⭐️ピアノスケイプ ピアニスト辻 千絵の音楽風景

10 スカボロー・フェア(Live)

11 ダニー・ボーイ(Live

 by 嵯峨治彦(馬頭琴)& 千絵(ピアノ)


12 ザ・ボクサー

 by サイモン&ガーファンクル


13 冬の散歩道

 by バングルス


14 明日に架ける橋

 by サイモン&ガーファンクル



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情報はwikiを参考にしています。


 01 2013年の紅白でも歌唱されたので世代を越えて知名度が高いアニソンではないでしょうか。Linked Horizon はサウンドクリエーターのRevoによるユニットです。

 Revoさんは元々メタルバンドでギターを演奏していて後にDTMでの音楽制作にすすんだアーティスト。その個性が全開に発揮された楽曲だと思います。

 2019年、平成アニソン大賞の作品賞(2010 - 2019年)に選出。

https://youtu.be/AW5_k_Cf4wM?si=PaRJK_uJX5A2puJU


 

 02はリクエスト。1968年の映画『卒業』の収録され後に歌詞を付け加えたヴァージョンが3週連続で全米1位を記録。

 BMI調べによる「20世紀アメリカのテレビやラジオで最もオンエアされた100曲」のランキングで600万回以上のオンエアで7位にランクインされた。

https://youtu.be/5JVPdb6Urhw?si=6kNKafQCatB4_vcz



03S&Gのデビューアルバムのタイトル曲。アルバムはリリース当初はチャート・インすらせず。後にシングル「サウンド・オブ・サイレンス」の大ヒットにより米チャート30位まで上昇。カヴァー、トラディショナル含むカレッジ的なフォークの名残もあるもののすでにポール・サイモンの個性的な詩曲は確立されている。

https://youtu.be/K63CD2pwjD0?si=coDdWx_7RJdH55GK


0405はデビューアルバムの商業的失敗により失意のうちイギリスに渡ったサイモンがロンドンで製作した実質的なソロデビュー作から。「簡単で散漫な演説」はS&Gでも後に取り上げることになる曲ですがタイトル通り異色の作風です。歌詞がすごく面白い。

 「サウンド・オブ・サイレンス」はここでも取り上げられていて自信作であったろうことが窺える。アルバムには他にもS&G作品としてリリースされる作品が幾つもある。

 サイモン自身の要望により廃盤になり米国では2004年まで単体で発売されていなかった不遇のアルバムだけど私は充分に聞き応えがある価値ある作品だと思います。

https://youtu.be/81kmMYNtlRg?si=-3uY3uv5QMs3Wmbd



https://youtu.be/xUZgM96XY7s?si=gnDRdvRhNcGQ63nQ






060708S&Gの代表曲。

サウンド・オブ・サイレンス - "The Sound of Silence"」は前述のサイモンのソロも含めてスタジオテイクは公式リリースされたものは3ヴァージョンが存在する。ポールのソロ、S&Gのデビューアルバム収録のアコースティックヴァージョン、そしてシングルとして全米、日本でも1位を記録したバンドヴァージョン。

 バンドヴァージョンは本人たちの意思とは関係なくプロデューサーのトム・ウィルソンが独断でアコースティックヴァージョンにオーバーテイクを加えてリリースしたという経緯があるのですがレコーディング日、参加メンバーには諸説があるという。

 「早く家へ帰りたい」(原題: Homeward Bound)はサイモンのロンドン滞在後のイングランドツアー中に患ったホームシックが歌われている。全米5位・全英9位の大ヒット。イギリスでは初のチャート・イン。アルバムは『パセリ・セージ・ローズマリー・アンド・タイム』に収録。

https://youtu.be/4c87TeR7Evs?si=gJbmcyT488mZEniL


ジョージ・ハリスンとのヴァージョン

https://youtu.be/gGZLELC9RCs?si=zLA99CdmgHMb4O4F


 「スカボロー・フェア/詠唱 」はイギリス民謡に前述したサイモンのソロ・アルバム『ポール・サイモン・ソングブック』(1965年)の自作曲「ザ・サイド・オブ・ア・ヒル」の一部を織り込みさらにアート・ガーファンクルが作曲した新しいメロディをつけた「詠唱」を対位法的に重ねるという複雑なアレンジが施された楽曲です。渡英中のサイモンにこの曲を教えたのは後にトラッド系アーティスト達に深い影響を与えることになるにマーティン・カーシーだという。


ここでは珍しいアンディ・ウィリアムズと共演したヴァージョンを紹介します

https://youtu.be/c_T7HgZKZjo?si=NVVvs7l9QSnbCz8-


09S&Gを活動を停止して1972年にリリースされたソロアルバム「ポール・サイモン」より。1981年のセントラルパークでのS&G再結成のライヴでも演奏されている。

 今回選曲した理由として諸星大二郎に同名の幻想マンガ作品があって大前のお気に入りの作品なのです。

https://youtu.be/EY05OtHRX54?si=QNaGhbilp5nU82Kn


S&G

https://youtu.be/Q_RKCP9XvzQ?si=nmxO1DNaYH3M9J5f



1214S&Gのラストアルバムになった「明日に架ける橋」から。

 「ザ・ボクサー」は大前が高校時代に学校祭でクラスメイトが歌った思い出の曲なのでした。ロックバンドばかりの出演者の中で唯一にフォークグループだった。この曲は後の日本のフォークにも大きな影響を与えたと言われており特にかぐや姫の「赤ちょうちん」のアレンジが有名です。

https://youtu.be/l3LFML_pxlY?si=rCLvEBEiM7V-9peC


カヴァーはアルフィーのが一番好きです

https://youtu.be/XBeTlCKPTbo?si=K1_kEIYqLEH6QhVl


赤ちょうちん

https://youtu.be/C_DephsBpaM?si=z8Jz92QeAxTj45Yz




「明日に架ける橋」は自分もライヴのメインレパートリーとして歌わせていただいてます。最も多くカヴァーされている曲の一つであろうポピュラー史上屈指にバラード。

 原曲が素晴らしいのは言うまでもありませんがサイモン曰く「「エルヴィスはこの曲をすばらしく感情込めて歌ってくれた。この歌はこう歌われるべきであるという、まさにそのとおりに」。エルヴィス・プレスリーはS&Gのオリジナルのリリースの半年ほどでカヴァーをリリースしました。サイモンのいわれる通り私はこれが至高だと思っています。


アート・ガーファンクルが歌うと聖歌の趣きがあります

https://youtu.be/4G-YQA_bsOU?si=eniXKWo8xQVmowPP



そしてエルヴィスのはまさにブラックゴスペルのごとく。ライヴヴァージョンでリンク貼っておきます。

https://youtu.be/mLbOBoa8vD8?si=MvFlEUoD62NoFtda




13S&Gのオリジナル曲は日本のドラマにも使用された曲ですが、今回は1987年の米国映画『レス・ザン・ゼロ』に使用され全米2位・全英11位となったガールズグループのバングルスのヴァージョンでお送りしました。

https://youtu.be/c9k5H5UX6Ws?si=E6ZHosfqYsG-S9dk


2024年10月9日水曜日

2024 10/7 ジョン・レノン特集

 



2024 10/7 モーニングアップル月曜第26回目 ジョン・レノン


今日のアニソン

01 自転車に花は舞う by AP


02 オール・マイ・ラヴィング

03 ジス・ボーイ

 by ビートルズ


04 ノルウェーの森

 by セルジオ・メンデス&ブラジル'66


05イマジン 

06 ヌートピア国際讃歌

07 アウト・ザ・ブルー

08 オー・ヨーコ

 by ジョン・レノン


09 ラヴ・ミー・ドゥ

 by ザ・ビートルズ


ピアノスケイプ ピアニスト辻 千絵の音楽風景

10 ウーマン

11 エヴリタイム・ユー・ゴー・アウェイ

 by  千絵


12 ナウ・アンド・ゼン

 by ザ・ビートルズ


13 スターティング・オーバー

 by ジョン・レノン



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01 南鎌倉高校女子自転車部』オープニング。10/7は主人公の舞春 ひろみ( - ドラマCD 工藤晴香 / アニメ上田麗奈)の誕生日でした。いわゆるキャラ誕です。おめでとうございます!

 https://youtu.be/joPlwwS86CE?si=JiIzP7TzXncnDnQQ



さて今回は10/9の誕生日のジョン・レノン特集。

2024年現在、10/9はもしご健在なら84歳の誕生日でした。

 ジョン おめでとうございます!!


 リクエストは0203060708、そして12でした。ありがとうございます。

 敢えてリンクは貼りません。加筆する機会があればするかもしれませんが。



02は実質ポールの曲ですが、この曲におけるジョンの三連コードストロークの見事さは今日に至るまで伝説になっています。

 ビリー・ジョエルが「ザ・リヴァー・オブ・ドリームス」のレコーディングに参加したダニー・コーチマーのギターについて「全体を包み込むような、ジョン・レノンのようなリズムギター」とインタビューで言っていたのを思い出します。この曲はジョージのソロも秀逸です。


03は特にミュージシャンからの人気が高い。メンバーの三声ハーモニーが美しい。


04は先月9/5に逝去されたブラジルのセルジオ・メンデス追悼の意で。メンデスは「フール・オン・ザ・ヒル」や「デイ・トリッパー」などのカヴァーも有名です。


05はご紹介した記事、イスラエルのガザでの戦闘から一年。やはりこの曲をかけずにはいられませんでした。停戦の糸口を見つけるために私も出来ることをやっていきます。


「ガザ地区戦闘1 死者は41000人超 戦闘はレバノンにも拡大」

NHKhttps://www3.nhk.or.jp › htmlガザ地区戦闘1 死者は41000人超 戦闘はレバノンにも拡大


060708はリクエスト。


「ヌートピア」とは概念上の国歌でwikiの文章を借りますが


「この国家はジョン・レノンの楽曲「イマジン」で謳われている理念に基づいており、領土はないため国境もなく、したがって領土紛争は起こらないとされる。また、ヌートピア国籍はヌートピア国民になる意思を表明すれば自動的に取得できる。また離脱を表明すればヌートピア国籍からの離脱も可能である。二重国籍については許されているものと推定される。」


楽曲は6秒間の無音です。


「この6秒の間にヌートピアンになりたい人はそれぞれのアプローチでヌートピアンとなることを宣言すればその資格を得る[2]。聞き手が直接関わりあうことではじめて内容をもつ音楽になるという「前衛音楽」としての側面ももっている」


ジョンらしい作品です。



09はザ・ビートルズの1962105日にパーロフォンという歴史のあるレコードレーベルからリリースされたデビュー曲。パーロフォンにとっても初のロックアーティストだったという。

 いうまでもない話ではありますが原点ということで今回は昨年リリースされた最新のミックス。すなわち音源を楽器別に分離するAI技術「デミックス」という革新的技術が使われたヴァージョンをおかけしました。

 ジョンはこの曲をヘヴィなロックと表現していたと記憶している。またザ・ローリング・ストーンズのメンバーにとっても大いに刺激になったという。ストーンズはまだオリジナル曲を持っていなかった。ジョンのハープもとてもブルージーに聞こえたらしい。


12 リクエストです。ビートルズの新曲として昨年2023年にリリースされたビートルズのラストシングル。

 本曲についてまだデモ音源として出回っていた時代にリアム・ギャラガーは以下のコメントを残している。


「必聴モノ。『フリー・アズ・ア・バード』と同じように、他の3人がミキシングしたんじゃなかったかな。とにかくすごくきれいなメロディだ。ソングライターの立場から言えば、未だにレノンの域に達したやつはいないし、今後もいないかもしれない」


詳細はwikiでも確認出来るので省きますが、本国英国と同じく日本での人気も再認識させられました。


日本 (オリコン) 5

日本 (オリコン合算シングル)27

日本 (オリコンデジタルシングル) 4

日本 (オリコンROCKシングル) 1


131980年の遺作アルバム「ダブル・ファンタジー」からの最初のシングル。作曲当初のタイトルは「My Life」だったという。

ジョン曰く

 「エルヴィスオービソン

と称した通りの影響を受けたリスペクトアーティストへのオマージュばかりか同世代のライバルバンドのザ・ビーチ・ボーイズの楽曲へのアプローチを指摘する評論家もいる。

 生前最後のシングルがこのタイトルの曲というのが涙するところである。ジョンの新しい挑戦を祝福したかった。

 演奏メンバーは


ジョン・レノン - ボーカルエレクトリック・ギター

アール・スリックヒュー・マクラッケン - エレクトリック・ギター

トニー・レヴィン - ベース

ジョージ・スモールキーボード

ミシェル・シンプソン、カッサンドラ・ウートン、シェリル・マンソン・ジャックス、エリック・トロイヤー - バッキング・ボーカル

アンディ・ニューマーク - ドラム

アーサー・ジェンキンスパーカッション


でありトニー・レヴィンによればこのアルバムの演奏メンバーでコンサートツアーが企画されそれは日本からスタートする予定だったという。

 ジョン・レノンのソロパフォーマンスを観た日本人がどれくらいのいただろうか? 本当に実現出来なかったことが残念でなりません。