すべてのアスリート達に、
限界を突破せんと奮闘中のチャレンジャーに、
そして、批判や屈辱に負けじと生きる勇敢な君に。
今回は2回に分けます。
最近実写映画にもなりました。
小学生高学年だった1980年、すでに自律神経が悪くなりかけていた頃に兄と夢中になった作品。
それが「あしたのジョー2」。
高森朝雄こと梶原一騎先生の原作、ちばてつや先生の画で連載が始まったのが1968年、虫プロによる1作目が1970年だから僕達兄弟はそれほど思い入れがあったわけではない。
再放送で見ていた。
漫画は当時読んでいなかった。
けど、この「2」が始まったことにより僕たちはジョーのあの燃え尽きるまで自己を昇華させる人生観に爽やかな憧れと子供ながらの共感を憶えた。
僕が病気に負けず頑張ってこれたこともこの作品にふれていたからかもしれない。
今回、少しばかり要望があったのでエンディングテーマの「果てしなき闇の彼方に」(後期バージョン)をアップします。
オケが納得いくのができなかったのでいわゆるカラオケの「歌ってみた」というやつになりました。
チト河内さんのアレンジは素晴らしいですね。
だからいずれオリジナルのアレンジでいいのができたらで再アップすると思います。
いずれ再開するライブ活動に向けてのリハビリです。
歌は前期のおぼたけしさん、後期の荒木一郎さんのバージョン両方の要素を取り入れています。
作詞・作曲:荒木一郎
編曲:チト河内
オリジナル歌唱:荒木一郎
歌:Mitsu
皆さんこんにちは。
いつものように、曲名ではなくアーティスト名が今回のタイトル。
まず、素敵なビデオを見つけたのでどうぞ。
何が素敵か、分かる人には分かります。
CHaka Khan's with Prince, miles Davis( I feel For You Ain't nobody Sweet thing I feel for you)
Chaka Khanは芸名で、Chakaはアフリカの言語で「炎」「赤い」という意味。本来は「シャカ」と発音するのが正しいらしい。
1953年3月23日生まれだから2011年、現在は還暦の少し手前。
初めての出会いは、僕の音楽観を育んだ「豊潤の時代」であった1984年の暮れ頃。
いつものように学校から帰りラジオをつけていると、
突然に「チャカ・カーン?、チャカ・カーン?」と連呼する男性の声が聞こえてきた。
(?としたのは上がり気味の発音だったので)
そして、
先鋭的なビートにのせてスティーヴィー・ワンダーと思えるクロマティック・ハーモニカが入り、
当時はまだ珍しかったスクラッチ、
曲の中にはリトル時代のスティーヴィーの「フィンガー・ティップス」が挿入されていた。
今は亡き偉大なプロデューサーであるアリフ・マーディンがプロデュースし、プリンスの1979年のナンバーをカバーしたこの「I Feel for You」は」ビルボード、キャッシュボックスなどのチャートの上位にランキングされて翌年までラジオでかかりまくっていた。
それが、シャカ・カーンとの出会いだった。
「I Feel for You」は非常にインパクトのある曲だった。
けど、本当のシャカの音楽の醍醐味はこの曲ではないことが、ルーファス時代の音源やバラードナンバーの素晴らしさ、ジャズナンバーの解釈などで分かることになる。
そのシャカ・カーンのライブをここ札幌で堪能できるチャンスをいただいた。
ありがたい。
まだ記憶が新鮮なうちに記しておきたい。
2011年、2月8日 会場はZeep札幌。
会場前面は立ち見、というよりダンスフロアー、
後ろのほうに席があった。
僕のチケットは立ち見席。
1曲目は「I Feel for You」だった。
ここではシャカはメインを3人のバックヴォーカルに任せ、自身はオブリガード的なヴォーカルを聞かせていた。
「What'Cha Gonna Do for Me」
などお馴染みのナンバーが続く中、感じていたのは彼女のヴォーカル力。
若い頃と変わらぬ声を保ち続けているとは聞いていたが。
還暦の手前なのだ。
日頃の鍛錬が忍ばれる。
けど、彼女に感服したのはあの得意のロングシャウトではない。
声そのものだ。
「Through the fire」
そして、
「Angel」
メンバー紹介から各自のソロがあり、
バックヴォーカリストによる「My Funny Valentine」「What's Goin' on」などシャカに縁のある曲を披露しそれぞれに大きな歓声が上がる。
アンコールは「I'm Every Woman」だった。
ライブの素晴らしさと共に残念に感じたことがありました。
カーティス・メイフィールド、ダニー・ハサウェイ、ジェイムス・ブラウン、サム・クック、オーティス・レディング、そして、マイケル・ジャクソン。
皆、個性が違えど偉大なシンガーだ。
だけど、もうLIVEに行く機会はない。
ソウル系男性アーティストで息の長い活躍をしている方が女性アーティストに比して以外に少ないことに気づいた。
プリンス、スティーヴィーは偉大すぎるアーティストだけど、僕にとってシンガーというよりもっと多角的なアーティストという感がある。
僕が、ブラックミュージックに言及するのは意外と思う方もいるかもしれないが、ぼくが一番聞いていて嬉しくなるのは「ソウルフィーリングを感じさせる声」。
黒人でなくても構わないのだ。
エルヴィス、ポール・ヤング、スティーヴ・ペリー、ダリル・ホール、マイケル・ボルトン、ブルース・スプリングスティーン。
感銘を受ける声にはいつもソウル、R&B(オリジンな意味でのR&B、最近の「アールアンドビー」ではなく「リズムアンドブルーズ」)がある。
最後に夢の競演のビデオを。
シャカ、来てくれてありがとう!
Chaka Khan, Stevie Wonder, Prince,India Arie,Yolanda Adams,2