生きる意味とは何か?
そんなテーマを自分の言葉で表現できるアーティストは少ないです。
聞いていて楽しいポップソングではないけど、
その時、その時に必要な問いかけを歌に出来るアーティストが
ブルース・スプリングスティーン。
「愛」や「真実」を教えてくれた訳ではないけど、「あ、これ大事なことだな」と思う深いテーマを歌にしている数少ないソングライターだと思います。
そして、
彼の歌からは「結束」「友情」「勇気」などを教わった気がします。
エルヴィスがいて、
ディランがいて、
ビートルズ、
ストーンズ、
サム・クックやサム&デイヴなど。
彼の中で結実しているのが私には分かります。
偶然かもしれないけど、このブログで紹介した日本人アーティストは悉く彼の影響を受けています。
けど、彼の誠実さを引き継いでいけるアーティストがなんと少ないことか。
アメリカでさえほとんどいない。
この歌は911の後に発表されたアルバムのタイトル曲です。
震災の傷あとの癒えぬこの日本の皆に贈りたいと思いました。
ニュースを聞いてスプリングスティーンもそう思ったのではないか。
あの日、「絶望」が渦巻くあの高層ビルに上っていった人たち。
救助すべき人々・仲間の「希望」となるために「死」に向かっていった者たち。
東日本大震災の中でも尊い犠牲が多くありました。
彼らの死を無駄にしてはならない。
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