2024 11/4 モーニングアップル月曜日
アートガーファンクル特集オンエアリスト
11/6に83歳の誕生日を迎えるアート・ガーファンクルの特集でした。11/6はカナダの国民的ロックンローラーのブライアン・アダムスの誕生日でもありましたが、先日長い間確執があったポール・サイモンとの和解の記事を読んだこと、そして11/8に新作リリースのあり嬉しく思いました。
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2024 11/4 アートガーファンクル特集
先日アート・ガーファンクルとポール・サイモンの再会の記事を見ました。
ガーファンクルがサイモンに謝罪し涙も流したという。二人の和解の記事を読み自分は嬉しくなりました。さらに今月11月には17年ぶりとなる新作も発表という、そういうわけで実は予定していたアーティストの特集を変更してアート・ガーファンクルの11/5の誕生日を祝って特集を組みました。
特記なきはアート・ガーファンクルのソロ。今日のアニソンは11/4は「機動戦士ガンダム」アムロ・レイの誕生日ということで。
アート・ガーファンクル、ポール・サイモンとの再会をさらに語る 再び一緒に歌いたいとも
アート・ガーファンクル17年ぶりのスタジオ・アルバム、息子とのデュエット集からシンディ・ローパー「Time After Time」のカヴァー公開
サイモン&ガーファンクル、活動停止の裏側を明かす 俳優デビューが引き金に
https://www.cinematoday.jp/news/N0050208#google_vignette
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⭐️今日のアニソン
01 哀 戦士 by 井上大輔
02 スカボロー・フェア/詠唱
by サイモン&ガーファンクル
03 セカンド・アヴェニュー
04 マイ・リトル・タウン
by サイモン&ガーファンクル
05 アイ・オンリー・ハヴ・アイズ・フォー・ユー
06ア・ジャンキーズ・ラメント
by ジェームス・テイラー
07 ホワット・ア・ワンダフル・ワールド
08 オールド・フレンズ/ブックエンドのテーマ by サイモン&ガーファンクル
⭐️ピアノスケイプ ピアニスト辻 千絵の音楽風景
09 やさしさ
10 霧のレイク・ルイーズ
11 黄昏のワルツ
12 サムタイムズ・ホエン・アイム・ドリーミング
13 男が女を愛する時
14 タイムアフタータイム
アート・ガーファンクルjr. & アート・ガーファンクル
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01の今日のアニソンは11/4がアムロ・レイの誕生日。1979年放送の「機動戦士ガンダム」いわゆるファーストガンダムの主人公にして最高のニュータイプと言われていますね。
今回は劇場三部作の二作目「機動戦士ガンダムII 哀・戦士編」の主題歌をお送りました。大前にとっても思い出深いアニソンの名曲です。
哀 戦士 by 井上大輔
https://youtu.be/xzcFEJDfmv0?si=HMPatZfJdCl_3RJa
02はサイモン&ガーファンクルの1966年のアルバム『パセリ・セージ・ローズマリー・アンド・タイム』に収録されている全米11位のヒットを記録した彼らの代表曲の一つ。
サイモンのソロアルバム収録の「サイド・オブ・ア・ヒル」を書き直した詩「カンティクル」、つまり「詠唱」をガーファンクルが作曲し原曲に付加しあの独特の対位法的な歌が完成したと言われています。
この曲の原曲の源流は1670年頃にまで遡り18世紀末に現在の形になったのだという。
スカボロー・フェア/詠唱
by サイモン&ガーファンクル
https://youtu.be/synluvIQ3Qw?si=0865iZGFcM8mYvXs
03は1974年に全米34位のスマッシュヒットとなった楽曲
1970年のサイモン&ガーファンクルの解散後の3年間の活動休止中に、ガーファンクルは「卒業」のマイク・ニコルズ監督の映画2本に主演。また1971年後半から1972年初めにかけてアメリカのコネチカット州で数学教師としても働いていたという。
1972年後半にサイモン&ガーファンクルのグレイテスト・ヒッツ・アルバムのリリースの後、大統領候補のジョージ・マクガヴァンのための慈善コンサートのために短期間のS&Gを再結成を経てミュージシャンとしてのキャリアにカムバックし最初のアルバ1973年の『エンジェル・クレア』をリリース。その翌年にこの曲をリリースしたという経緯があります。
セカンド・アヴェニュー
https://youtu.be/cOiA3Fn1kys?si=faEl6UUIN7LxKykG
04 はガーファンクルのソロ作品には「鋭さ」が欠けていると思っていたサイモンがガーファンクルのために書いたとされる1975年のS&G名義の楽曲。
それぞれのソロアルバム、サイモンの『スティル・クレイジー・アフター・オール・ジー・イヤーズ』とガーファンクルの『ブレイクアウェイ』(共に1975年リリース)に収録。
全米チャートではビルボードは9位、キャッシュボックスでは7位という大ヒットを記録し久々のS&Gの新曲ということで今後の活動を期待したファンも多かったのではないでしょうか。残念ながらアルバムのリリースには至りませんでした。
この曲はもちろんサイモンの作で幼少期の自伝のようなスタイルになっていますがサイモンではなくクイーンズでのガーファンクルの子供時代を歌ったものらしい。
マイ・リトル・タウン
by サイモン&ガーファンクル
https://youtu.be/__Ro3eGuznI?si=0tMojW8NuE_luP-q
05は「マイ・リトル・タウン」と同じ1975年のアルバム『ブレイクアウェイ』収録。1934年の映画『デイムズ』でディック・パウエルが歌い後に多くのシンガーによって歌われたスタンダードナンバーのカヴァーです。
作曲はハリー・ウォーレンで作詞はアル・デュビン。1959年のフラミンゴス、日本では山下達郎さんのカヴァーでも知られています。いやむしろこちらのカヴァーの方が有名でしょうか。
ガーファンクルはこの曲で初めて英国チャート1位の快挙を成し遂げています。
アイ・オンリー・ハヴ・アイズ・フォー・ユー
https://youtu.be/K9C53IEcg_0?si=hux5fLXj2HCQpXbF
フラミンゴスのヴァージョン
https://youtu.be/FvzNeh4Mq1o?si=p6ouwrXlIx3g8JFB
オリジナル ディック・パウエルのヴァージョン
https://youtu.be/BhVeQV5HBbc?si=GH-zU9idGBfDXIKb
06ジェームス・テイラーの1976年のアルバム「In The Pocket」に収録。この頃はガーファンクルはスティーブン・ビショップの「Careless」、JDサウザーの「Black Rose」などにコーラスで参加しています。
ア・ジャンキーズ・ラメント
by ジェームス・テイラー
https://youtu.be/GEQnHqnIDF4?si=is2R8stUF6069LSr
07は1977年のアルバム「Watermark 」に収録。アルバムは米国19位、英国26位のヒットになりました。
この曲はサム・クックのカバーでアダルト・コンテンポラリー・チャートで1位、ポップ・チャートで17位のヒットになりました。コーラスでポール・サイモンとジェームス・テイラーが参加しS&G with ジェームス・テイラーといった感じでしょうか。
ホワット・ア・ワンダフル・ワールド
https://youtu.be/f-s9uXvwrws?si=WVwdpTQXQOuTNBks
08は1981年のS&Gセントラルパークでの復活コンサートのライヴ盤から。
その後ワールドツアーを行い再結成アルバム『シンク・トゥー・マッチ』のレコーディングに取りかかりますが完成にまで至らず結局はこのアルバムはサイモンのソロアルバム1984年の『ハーツ・アンド・ボーンズ』としてリリースされました。諸事情とはいえ残念です。ガーファンクルのヴォーカルパートはレコーディングされたといわれています。不仲説もありますが全曲サイモンのプライヴェートな内容の歌が中心でS&Gよりソロでという判断がなされたというのが真実かもしれません。ですが結果的にガーファンクルは大いに怒ったらしい。ガーファンクルのパートが残されたヴァージョンが残っていれば聞いてみたいものです。
オールド・フレンズ/ブックエンドのテーマ by サイモン&ガーファンクル(1981年)
https://youtu.be/6YpK-qrGQrg?si=ueXLcFmpvTwURbNW
⭐️「ピアノスケイプ ピアニスト辻 千絵の音楽風景」では秋の趣きの3曲をお送りしました。
・やさしさ
・霧のレイク・ルイーズ
・黄昏のワルツ
12は前述にS&Gの新作が頓挫しサイモンのソロアルバムがリリースされた1984年にガーファンクルは初のコンピレーションアルバム『ザ・アート・ガーファンクル・アルバム』をリリース。英国では12位を記録するもアメリカではリリースに至らず。
このアルバムからのスマッシュヒットで英国では77位、米国では25位。
80年代はガーファンクルにとって父の死などプライヴェートでの不幸もありスランプの時期となります。
サムタイムズ・ホエン・アイム・ドリーミング
https://youtu.be/05eNtZnzfFk?si=rhHPgql36GJLxqYc
13はパーシー・スレッジの歌唱で知られるポピュラーソングのスタンダードなナンバーです。80年代はスランプ期と書きましたが、転機となる出会いもありました。
それはキャサリン・キム・セルマックと出会いです。二人は1988に結婚しました。
そして1988年のアルバム『レフティ』でシーンにカムバックします。全米チャート134位という商業的成功は得られませんでしたがこのアルバムからは、
「ソー・マッチ・イン・ラヴ」
「ディス・イズ・ザ・モーメント」
そしてこの「男が女を愛する時」がシングルリリースされました。今回は11/25の誕生日も近いパーシー・スレッジのこのカヴァーをセレクトしました。ガーファンクルらしいヴォーカルアレンジで「ホワット・ア・ワンダフル・ワールド」同様に素晴らしい歌唱です。
男が女を愛する時
https://youtu.be/LIJvn4krrOk?si=VVODyBmeB6FiQt1c
14はシンディ・ローパーのオリジナルそうですが「帝王」マイルス・デイヴィスがジャズナンバーとして晩年ライヴでも何度も取り上げたことでインスト楽曲としても有名になった80年代の名曲です。
ガーファンクルはJr.、つまり息子さんと歌っていて実はこの特集がオンエアされた11/4にはまだ収録アルバムはリリースされておらず先行で公開された新曲をいち早くお届けしました。近年は声帯の損傷によりシンガーとしての活動を引退していたガーファンクルの久々の新作だったので往年の声ではないとはいえ喜ばしいニュースでした。
タイムアフタータイム
by アート・ガーファンクルjr. & アート・ガーファンクル