ミュージックセラピストの宮下富美夫さんがお亡くなりになって10年近く経つ。
いつかお会いして音楽の可能性についてお話をしたいと思っていただけに残念だった。
今は普通に使われている「ヒーリングミュージック」という言葉(和製造語)を提唱し、商標登録をも持っているこの音楽家のことを皆さんはご存知でしょうか。
実は有線USENの専用チャンネルで単独配信されているほどの音楽家です。
私が「音楽は精神と肉体に大きな影響を与えうる」ということについて確信を得るきっかけを作ってくれたのも彼のお陰だろう。
自身の病気の治療になくてはならないものでもある。
世界的なシンセサイザー奏者の喜多郎など伝説的なミュージシャンが在籍したプログレバンド「ファー・イースト・ファミリー・バンド」を主宰された後、ソロになってからも素晴らしい作品を発表していました。
宮下さんはよくニューエイジ系のアーティストと一緒にされているけど、それは間違いだと思う。
あくまでも「ヒーリングミュージック」を作曲・演奏するミュージックセラピストと呼ばれるのが本望の方だったのではないだろうか。
1990年代のある日、通販のカタログを何気に見ていると「ガイアシンフォニー」というCDの紹介が目についた。
レコード屋(当時はまだCDショップではなくまだレコード屋と呼んでいた)で見つけて購入した。
「ガイシンフォニー 1996;FLOWING OVER」
現在は廃盤となっているこのアルバムが宮下さんとの出会いのアルバムだった。
33分の曲が1曲収録されているこのアルバムを今までで何回聞いたか分からない。
ブログを書いている今も聞いている。
メロディー主体の従来の音楽と違って宮下さんの楽曲は東洋哲学から学び発見した独自の理論で作られている。
ドラマティックな展開の大げさなものではなく真に「ヒーリングミュージック」である。
それはまさに「音薬」だ。
そして、音楽の根源がリズムにあることを再認識させてくれる。
ビデオは珍しくご本人の歌唱によるLIVE音源。
ソロになってからは歌ってないと思っていたから新鮮でした。
誰もが眠ってしまうという伝説のLIVEに行きたかった。
ドラマティックな展開の大げさなものではなく真に「ヒーリングミュージック」である。
それはまさに「音薬」だ。
そして、音楽の根源がリズムにあることを再認識させてくれる。
ビデオは珍しくご本人の歌唱によるLIVE音源。
ソロになってからは歌ってないと思っていたから新鮮でした。
誰もが眠ってしまうという伝説のLIVEに行きたかった。
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