WELLCOME !!

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札幌の歌うたい、ラジオDJ、猫の手室メンバー、重鬱生還メッセージを発信する大前光弘のブログです。



コンサートサポート O・H・Sファクトリー の代表として、イベントのバッキングサポートもしています。



今日が苦しい病の中でも明日に希望を持とう。
明日は好転するかもしれない。明日が駄目なら明後日がある。私はアトピーも神経の病も鬱も克服するのに30年以上の歳月をかけました。完治はしてません。ただどんな状況・状態でも生きる術を身につけました。

メインパーソナリティーをつとめる心の音楽番組
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もっとも多くかかるジャンルはハートランドロック。
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2011年6月21日火曜日

「While My Guitar Gently Weeps」ビートルズ〜実はアコースティックギターがよく似合う歌〜

もしあなたが1980年代前にティーンエイジャーだったなら、




きっとカセットテープを買って音楽を録音してただろう。







CDなど一部のハイソな方々か、よっぽどのオーディオマニアでなければ購入する機会がなかった。








カセットに音楽を録音する時はまずラジオを付けたはず。
お気に入りのアルバムが見つかったならレンタルレコード屋まで足を運んだだろう。






ファンになったアーティスト、グループがいたらお小遣いを持ってレコード屋に行く。



そして、家にレコードプレーヤーがなければミュージックテープを購入しただろう。





カセットは環境や経年により音質が劣化していく。
だけど、市販のミュージックテープはしっかりとレコードと同じ価格だった。
それでも満足して聞いたものだ。










我が家には古いステレオがあった。


スピーカー、ラジオ、プレーヤーが一体となったビクターのもので足付きで中々趣がある格調高いものだった。

音は良かったが、中古だったせいもありつまみにガリがあって時々ボツッ!という大きな耳障りな音がしていた。

下にネットから拾った古いカタログのまん中のです。
家族が見たら懐かしい!というだろう。









そして、もう一台、小さな簡易型プレーヤーもあった。
これもネットで画像が発見できた。
マニアに感謝します。
お礼のメールを送ろう。









実はまだ数台の音響機器があった。


その中で最も思い出深いのがラジオカセットプレーヤー、所謂ラジカセのパイオニア製の「ランナウェイ」だ。
もっともこれは兄の愛機だったものを私が半ば強引に使っていた。
コンパクトながら中々に壊れにくく音質も良かった。











すでに他界した父に確認できずじまいだったが、父は洋楽も大好きで叔母はよくエルヴィス、ビートルズを聞かせてもらったという。






だが私がもの心がつく頃には家にあったレコードはクラシックと童謡、ボストンポップスオーケストラのボックスセット、当時のアニソンに歌謡曲が少し。
















本題に入ろう。



当時、ラジカセ「ランナウエイ」でFM北海道(現Air G)とNHKFMを聞き狂っていたのだ。当時、北海道はこの2局しかなかった。
FM雑誌の「FM Station」穴があくほど読んだ。
実際に穴が空いたことがある。


まさに「聞き狂う」という表現がピッタリなほど音楽漬けの毎日だった。
体が弱かったので他にできることがなかった。





そして、やはり「ランナウエイ」でまさに擦り切れるまで聞いたテープがビートルズの青盤=「ザ・ビートルズ1967年〜1970年」だった。
そう、実際に切れてしまいました。
レコード2枚組をカセット1本にまとめてあるので通常46,60分テープよりテープが薄かったせいもあるだろう。







その中で何故か一番心に残る曲がだったのが「 While My Guitar Gently Weeps」なのであった。


ジョージの声にはいつも哀感があるように思う。
西洋人には珍しいわび・さびを感じさせる。




特にこの曲はまだ子供だった自分に大人になること、成長することの悲しみの一面を教えてくれるようだった。
少なくとも私にはそう聞こえたのだ。



ゲスト参加のエリック・クラプトンのギターも勿論そうだが、それ以上にジョージの声は感情がよく伝わってくる。









後に、私は高校に進学したが、そこで知り合った親友の一人がこの曲の初期テイクらしきものを収録したプライベート盤を聞かせてくれた。




アコースティックギターだけで伴奏されたそのテイクも実は素晴らしいのだ。






ジョージ、ありがとう!


































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