それも Stevie Wonder のバージョン。
これは、何かあるなと思い日記に残そうと思った。
このスティーヴィーのバージョンは1966年に全米で大ヒットした。
以前、この曲のドキュメンタリーをNHKで見た。
舞台はなぜか韓国だったがいい番組だったと思う。
あらゆる言語に翻訳されその土地、その時の社会を憂うアーティストに
よって歌われた。日本でも惜しくも亡くなられた忌野清志郎さんの
RCサクセションなどの素晴らしいバージョンがある。
記録によれば、もともとこの曲はボブ・ディランが1962年
~1963年に録音、発表されたもの。
けどそれ以前からディランの当時の拠点だったニューヨークのグリニッ
ジビレッジを中心にフォークシンガーのレパートリーとなりつつあった
という。
世に知られるきっかけとなったのは Peter,Paul & Mary がカ
ヴァーし大ヒットしたからだが、僕個人が初めて聞いたのはディランの
バージョンだった。
口伝えでも分かりやすいメロディと詩。
多くのカヴァーを生んだ名曲。
ディランのデビュー30周年記念コンサートでスティーヴィーはコ
メント付きでこの歌を再び歌った。
G.E.スミスをバンマスにバッキングを努めるのは、やはり忌野清志郎さ
んと親交があったブッカー・T & MG'S。
1966年のもいいけどこの時の演奏・歌唱も素晴らしい。
さて、発表からはや50年近く。
この曲の持つ意味は残念ながら全く失われていない。
本当にいつになったら戦争や飢餓、差別がこの世から消えるだろうか?
それまでどれだけのアーティストがこの曲を演奏するだろうか?
勝手ながら訳とディランバージョンはこちらを参照に。
http://www2j.biglobe.ne.jp/~tryandgo/asset/UTA/wind.html
0 件のコメント:
コメントを投稿